代表者挨拶・企業紹介

代表者挨拶

近年、既存杭撤去埋戻し工を取り巻く環境が大きく変わりつつあります。
これまで建設業界の中で唯一グレーゾーンであった既存杭撤去埋戻し工の実態が、学会・協会・書籍などを通じて明らかとなり、業界内に変革の機運が高まっています。
「杭抜き工事」という名の通り、当初は既存杭を引抜くこと(撤去)のみが重要でした。しかし今では「既存杭撤去埋戻し工事」と呼ばれるようになり、撤去並びに埋戻しが重要と位置付けられています。この先は更に、既存杭の撤去埋戻しが新設杭の設計や施工に与える影響の度合いなどが重要になると言われています。
私たちは、これら社会的要求を真摯に受け止め、そこにひとつのモデルを作ろうと考えました。それが、“杭を抜いて打つ”(一貫施工)ということです。
既存杭に関するトラブルは、新設杭の施工において最も顕著に表れているにも関わらず、双方(杭抜きと杭打ち)が別工事と考えられているため、問題は一向に解決に向かいません。弊社は一貫施工を通じて、そこに統合的なアプローチを行い解決を図ります。
PG工法も新設杭に対する影響を皆無にできるほどには完成されていません。新設杭の打設においても、既存杭撤去埋戻し後の地盤で、その影響を受けない施工法など確立されたものを持っている訳ではありません。しかし私たちはその両方の技術を有しており、互いの視点で見る目を持っています。
我々は挑戦します。
「No risk ,no reward」
私たちはこの挑戦を通じて、持続可能な土地利用が可能となり、地域社会全体に貢献していくことができると強く信じ、これからも邁進してまいります。

代表取締役桑原 秀一

企業理念と基本精神

マルシンの企業理念

  1. 株式会社マルシン(以下「会社」という)は、安全かつ堅実な施工を通じ、
    顧客のニーズを満たし、国土資本の維持管理と社会発展に貢献することを目的に事業を行う。
  2. 会社は、従業員が仕事を通じて家族と安心して生活できる基礎を築けるよう努力する。
  3. 従業員は一人ひとりが、顧客のニーズを満たし、社会に貢献するにはどうすれば良いかを常に考えて
    仕事に従事し、必要があればその考えを会社に提案する。

基本精神(三度の必需品)

マルシンは、次に掲げる三つの事項を仕事の基本精神とする。

  1. 1に精度・・・・・意識
  2. 2に態度・・・・・環境
  3. 3にスピー度・・・熟練

安全はすべてに優先する

優良・適格業者の認定

マルシンは一般社団法人・全国基礎工事業団体連合会から「2024年度優良・適格業者」の証明を受けました。審査により弊社が高い施工技術能力を持つことが認定された結果です。
またマルシンは国土交通省が推進する「専門工事企業の施工能力等の見える化評価制度」においても、基礎情報、施工能力、コンプライアンスの全項目で、評点4〜3の高評価を得ています。

東京・大阪から全国へ

マルシンの企業としての大きな特徴。それは少数精鋭のフラットな組織体で、ピラミッド型組織のような縦割り序列を簡素化しているため、トップダウンによる指示やボトムアップによる情報伝達のスピードが早く、顧客ニーズや状況変化に素早く柔軟にご対応できることです。
マルシンの企業拠点は東京本店と大阪支店の2箇所ですが、拠点間は常時、大画面のオンラインシステムで結ばれ、同じ社内にいるような即応のコミュニケーションが可能です。さらにこの2拠点と全国の施工現場を結ぶWEB会議により、情報格差を排し、全社員がフラットに問題意識を共有しています。
地盤環境整備のプロフェッショナル集団として、豊富なノウハウと実績、高度な専門知識と技能を持ち、素早く柔軟に活動できる、それがマルシンの強みです。