新設杭の打設
既製コンクリート杭の新設施工
基礎杭には、場所打ちコンクリート杭と、既製コンクリート杭の2種類があり、マルシンは既製コンクリート杭の打設に対応可能です。特に既製コンクリート杭は場所打ちコンクリート杭とは異なり、地上で用意するものですから、事前に杭体の品質、強度などが確認でき、より信頼性の高い杭基礎が期待できます。現在では既製コンクリート杭を「拡大根固め工法」で打設するケースが主流となっています。
施工プロセス
プレボーリング拡大根固め工法(拡大根固め工法の一例)
新設杭の施工状況(2024.12.25・Hybridニーディング工法 広島競輪場再整備計画スタンド棟他新築工事)
その他の施工 ロックオーガー・地中連続壁等
ロックオーガー工法
ケーシングヘッドと内部のスクリューで、N値の高い砂礫層・岩盤層・固定シルト層などの硬質地盤やコンクリートなどを削孔でき、地中障害物撤去や先行削孔などに利用されます。
地中連続壁工法
土とセメントスラリーで地中に壁体を造成します。多軸混練オーガー機で地盤を削孔し、先端よりセメントスラリーを吐出、混練を行い、壁体を造ります。山留め壁、耐土圧構造物や止水壁など広範囲に利用されます。