
③泥水リサイクル
【環境へのご提案】
泥水リサイクルで産廃削減。
PG工法では、品質確保の観点から、充填材の注入率を杭孔体積の100%としています。
このため杭孔内の泥水の多くが排出されます。
この泥水土を掘削水として循環利用することで、産廃処理負担を大きく軽減します。

サイクロンつき分離機と分離排出された土砂

泥水削減の例
通常施工 | 【土 質】砂質土 q=0.7 |
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【既存杭】φ600-20m | |
【PGケーシング】φ800mm(ケーシング外径φ1,090mm) | |
【充填長】20m | |
①ケーシング削孔時の発生泥水土量の計算 V2=({ A×L)-(P×L1)}×q より (0.93×20)-(0.28×20)}x 0.7 = 9.1m³ |
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②充填材注入時の発生泥水土量の計算 V1=(A×L)-(P×L1) (0.93×20)-(0.28×20)= 13.0m³ |
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杭1本あたり発生泥水土量=①+②= 22.1m³ |
泥水 循環利用 |
【土 質】砂質土 q=0.7 |
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【既存杭】φ600-20m | |
【PGケーシング】φ800mm(ケーシング外径φ1,090mm) | |
【充填長】20m | |
①ケーシング削孔時の発生泥水土量の計算 V2=({ A×L)-(P×L1)}×q より (0.93×20)-(0.28×20)}x 0.7 = 9.1m³ ➡ 0.0m³(循環利用) |
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②充填材注入時の発生泥水土量の計算 V1=(A×L)-(P×L1) (0.93×20)-(0.28×20)= 13.0m³ ➡ 6.5m³~8.7m³(1/2~1/3循環利用) ※1 |
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③ふるいにより分離排出される土砂量 ➡ α ※2 | |
杭1本あたり発生泥水土量=①+②+③= 6.5m³〜8.7m³ + α |