杭抜きハンドブック

Handbook(見積もり編)

II. 見積もり編

❶ 見積りに必要な資料とは?

杭抜き工事の計画が明確になれば見積もりをご依頼ください。
必要な資料は以下の通りです。

  1. 杭伏図
    既存杭の杭径や杭長、打設工法が明記されたもの
    打設された工法は、ケーシング径の選択や施工の出来高に影響します。
  2. 基礎断面図
    既存杭の杭頭が地盤から何メートル下にあるかの確認に必要です。
  3. 柱状図
    施工機械の選定に必要です。
  4. 敷地図
    施工機械の選定に必要です。
  5. 施工場所
    車両の搬入が可能かどうか、また回送費の算出に必要です。

❷ 作業場の条件とは?

  1. 作業時間
    一日の出来高算出に影響します。
  2. 通行規制の有無
    搬入車輛の選定、回送費の算出に影響します。
  3. 敷地近接状況
    抜き跡注入の材料や出来高算出に影響します。

❸ 既存杭引抜きの目的とは?

  1. 地中の杭を撤去し更地にする
    抜き跡注入の配合管理(材料使用料)に影響します。
  2. 新設杭干渉部の杭を引き抜く
    抜き跡注入の配合管理(材料使用料)に影響します。