工法紹介

杭先端パワーチャッキング(PG)工法

1 PG工法とは?その利点は?

さまざまな状態の既存杭をより確実に撤去し、抜き跡環境の最適化を実現します。

PG工法図解 PG工法図解
  • チャッキングヘッド

    チャッキングヘッド

  • チャック爪と注入材吐出口

    チャック爪と注入材吐出口

PG工法とは何か?

既存杭の外周を包み込むようにケーシングで掘削し、杭の先端に達したら、ケーシング内部の爪でチャッキング。既存杭をケーシングに内包した状態で引き上げる工法です。
さらにケーシングの先端部から充填材の注入が可能で、掘削中、引き上げ中に、必要に応じて充填材を注入することで抜き跡環境の最適化を実現します。

既存杭を安全に確実撤去!

既存杭全体をケーシングで包み込んで引き上げるので、中折れ、破損、ジョイント不接合などの杭も確実に撤去できます。また杭周辺に築造された「セメントミルク固化部」なども、地中に残すことなく同時に撤去します。
杭を玉掛けワイヤーで引き上げる作業をしないため、玉掛けに起因する事故とは無縁。安全確実な杭撤去が可能です。

Method 1杭先端チャッキング方式

杭穴最深部から確実な充填!

掘削時には、ケーシング先端から充填材を吐出しながら掘削し、ケーシング内外の土砂をソイルセメント化しながら掘り進むことが可能です。引き上げ時には杭穴最深部から、充填材を注入しながら引き上げるので、杭抜き穴の全長にわたり、確実な充填が可能です。

Method 2抜き跡同時注入方式

Method 3管理装置で一元管理

PG工法の標準施工手順

  • ①杭頭確認

    ①杭頭確認
    既存杭の杭頭は、引抜き工事着手前に事前測量する。

  • ②杭芯セット

    ②杭芯セット
    測量された杭芯より逃げ芯を直交2方向に打ち込み、定尺棒を用いてケーシングの中心を杭芯にあわせる。

  • ③掘削開始

    ③掘削開始
    ケーシングの鉛直精度を確認して掘削を開始。ケーシングは既存杭の傾斜に沿って追随するので、ケーシング傾斜角度にリーダー角度を調整。

  • ④-A掘削時に水を使う場合

    ④-A 掘削時に水を使う場合
    掘削時にケーシング先端部から、水を吐出し、ケーシング内外を泥土化します。これにより地盤の掘削抵抗を減少させ、孔壁の崩壊やケーシング内圧による既存杭の破壊を防止します。

  • ④-B掘削時に充填材を使う場合

    ④-B 掘削時に充填材を使う場合
    掘削時にケーシング先端部からセメントミルク等の充填液を吐出し、ケーシング内外の土砂をソイルセメント化させながら掘削を行います。

  • ⑤掘削完了・杭先端チャッキング・注入開始

    ⑤掘削完了・杭先端チャッキング・注入開始
    掘削完了後、押圧装置を作動させ既存杭をチャッキングします。

  • ⑥孔口からのオーバーフロー

    ⑥孔口からのオーバーフロー
    充填材を吐出しながらケーシングを引き上げ。管理装置+杭穴からのオーバーフローを見ながら 充填材吐出を続けます。

  • ⑦ケーシング引き上げ

    ⑦ケーシング引き上げ
    ケーシング引き上げ速度などは管理装置で一元管理。
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  • ⑧ケーシング引き上げ完了

    ⑧ケーシング引き上げ完了
    杭の引抜き・充填材注入が同時に完了する。